ライトノベル

【私、能力は平均値でって言ったよね!】4巻 本気マイルVS世界最強(感想・ネタバレあり)

私、能力は平均値でって言ったよね! 4

「私、能力は平均値でって言ったよね!」略して「のうきん」4巻の感想です。
1巻からずっと「のうきん」と書いてきましたが、実は「のうきん!」なんじゃないかと思っている自分がいます。

どちらの表記も見たことあるんですが、マイルなら「のうきん!!!」と言いそうなので若干「のうきん!」側に心が揺れています。
気になって夜しか眠れません。

あらすじ

女子高生から転生し、剣と魔法の異世界でハンターとなった自称・普通の女の子マイル。

彼女たち少女4人のパーティ”赤き誓い”に、突然の依頼が飛び込んできた!
その裏には、娘を思う父親の切ない願いが込められていて……

全力で依頼へと挑むマイルたち”赤き誓い”の少女たち。
人間を超える力を持つ獣人たちとの戦いの行方は!?
そして、ついに伝説級の最強が動き出す!
“世界最強”vs”自称・普通の女の子”の戦い!

ユーモアも加筆も大増量!
そして、シリーズ史上最大のクライマックス!

感想

獣人は魔族に程遠い

この世界での強さは魔族>獣人のようですね。
魔族は人間と比べてすべてのスペックで上回っているので、1対1で勝負したら『赤き誓い』で勝機があるのはマイルだけ……。
ということは、魔族の強さってハンターで例えるとAランク~Bランク上位ぐらいの強さってことですかね。

遂に格上との対決かな?と思っていたら、現れたのは獣人。
接近戦は強いけど、基本的に魔法は使えない。
そして成すすべもなくマイルたちにボコボコにされるって、いつもの盗賊と同じ扱いやないかい!

あれ、獣人って初登場でしたっけ?
どこかで1回出たような気もしますが、あまり覚えてないですね。

その後も、マイルたちに尾行される、人質は逃がす、追いかけた『赤き誓い』たちに返り討ちにされるととことん良いところがないので、自分の中では獣人=ポンコツというイメージがついてしまいました。
獣人が戦闘で活躍する日は来るんだろうか……。

本気マイルvs.世界最強

最強と言われる古竜との戦いは、4巻までで最大の山場だったと思います。

出会った直後にマイルが吹っ飛ばされて戦意喪失。
これはもう負けか?と思ったところで、古竜に立ち向かうレーナ、ポーリン、メーヴィスの3人。

戦闘面で普段頼りになるマイルが、今回はやられているといういつもとは逆の展開。
ほとんど勝ち目がないと分かっていても恐れず戦う姿はかっこよかったです。

あと、勝利に大きく貢献したのが前に捕獲したワイバーン。
「ここで出てくるか~」と思いましたね。
活躍したのは一瞬でしたが、その一瞬がなかったら今頃マイルは古竜の右腕で握り……やめましょう。

その後は復活したマイルが1対3の状況にもかかわらず一方的にボコボコに。
平均とはいったい……。
一応、最も強い古竜が普通の人間の6800倍の強さというだけなんで、古龍がマイルに負けてても特におかしくはないです。

人間で例えるなら、今回戦った古龍が小学生、最強の古竜が霊長類最強のあの人と考えれば、古竜の強さもピンからキリまでな気がします。
最強の古竜はいつか出てくるんでしょうか。

別れと旅立ち

ついに、長らく拠点とした王都を出発する時が来ました。また帰ってくるようですが。
養成学校でレーナたちと出会い、『赤き誓い』を結成し、多くの依頼をこなし、1巻~4巻までの舞台となったこの場所を離れようとはいったい誰が予想したでしょうか。
最初は一人で旅立とうとしていたマイルを見て、突然のメンバー総入れ替えかと焦りましたが、要らぬ心配でしたね。

メーヴィスがマイルの異変に気付いてたのは意外でした。
薔薇の花をくわえて待ち伏せなどという洒落乙なことができるなんて……。
ポーリンはまあ……ポーリンやってるな~というか案の定といいますか。
そして安定のレーナ。
実質パーティリーダーなだけあってマイルのことをよくわかってるなと思いました。

宿屋のレニーちゃんには頑張ってほしい、ほんとに。
浴室の営業は大変だと思うけど、次に会ったときはめちゃめちゃ成長してる気がします。心も体も。

まとめ

いきなり古竜と戦い始めて驚きました。
物語が進むにつれて敵が強くなっていくというRPGのお約束を破ったような登場でしたが、それでも勝ってしまうマイルは物語の中でもトップクラスの強さなんだろうなと思います。
新天地での活躍が楽しみです。