アニメをよく見るんですが、2018年で最も面白かったアニメは何か、と聞かれたら「ゾンビランドサガ」と答えます。
次点で「あそびあそばせ」ですね。
1年間振り返るというより最近見たアニメから選んだだけのような気もするけど、ゾンビランドサガは2018年冬アニメの覇権といわれるのも納得の面白さでした。
そんな、アニメに影響されて書いた3巻の感想です。
あらすじ
子爵家長女の身分を隠し、ハンターとなった少女マイル。
少女4人の新人パーティ”赤き誓い”として、かつての日本での望み・普通の生活を始めたように見えたが……
今度はハンター仲間の少女たちがピンチに!?
今度の敵は、悪徳商人と町の領主。
マイルたち4人が仇討ちのため、討ち入りだ!
そしてメーヴィスの父親の武闘派貴族、さらにはあのワイバーンまで登場!!!平凡な女の子になりたいマイルの明日はどっち!?
感想
ポーリン編
ベケット商会の会長は領都タルエスを治めるボードマン子爵とグルということが発覚。
ということで、商会長をかばうボードマン子爵との戦いに。
ボードマン子爵領の領軍51人vs.ポーリン軍12人と数では不利だが、結果的に圧勝するマイルたち。
いわゆるお山の大将というやつです。
自分の領地だからと言って好き放題やっていたため、兵士の訓練をおろそかにしたツケがまわってきた、ただそれだけです。
商会長と子爵を捕らえて、「ポーリンの実家への殴り込み」という当初の目的も達成してめでたしめでたし……とはいかなかった。
メーヴィス編
家に帰ってくるよう説得してくる父親、兄様方に勝負を挑むメーヴィスとマイル。
メーヴィスvs.ウェイルン(上兄様)の戦いは、弱点を突いたメーヴィスがぎりぎりのところで勝利します。
ここで、この勝負をウェイルン視点で見てみましょう。
はっきり言って恐怖そのものではないでしょうか?
圧倒的に実力で上回っていた相手に、わずか数ヶ月で追いつかれてしまう
というシーンはイナズマイレブン2の最終戦を彷彿とさせます。
[st-mybox title=”イナズマイレブン2の最終戦とは” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#FFD54F” bordercolor=”#FFD54F” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]
雷門vs.ダークエンペラーズ
エイリア石というアイテムで身体能力を強化させた元チームメイトが、敵として主人公の前に立ちふさがる。
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強くなったことを褒めるよりも前に、怪しいものにでも手を出したんじゃないだろうかと心配になりますね。
???「もうチートや、チーターやろそんなん!」
ワイバーン討伐編
「ワイバーン討伐 報酬、金貨30枚」という依頼に飛びつく『赤き誓い』の4人。
そして受付嬢に止められる。
このやり取り、どこかで見たような……。
どうやら受付嬢曰く、ワイバーン討伐は割に合わない依頼のようで
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・ ワイバーンの狩場は広大なため、いつ、どこで会えるかわからない
・ 負けそうになったら逃げられる
・ ひどい目に合わされたハンターには二度と近づかない
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という3点セットのせいで討伐が難しいとのこと。
3つ目の条件厳しくないですか?
1回逃げられたらチャンスは2度と回ってこないってめちゃくちゃ難しいと思います。
3つ目の条件がなければ長期戦に持ち込むこともできるんですが。
そして案の定依頼を受けるマイルたち。
空を飛ぶワイバーンに対して「飛べないならば投げればいい」という小学生が思いつきそうな方法で討伐に成功します。
直後にワイバーンを引き渡すよう交渉を持ち掛けてくる謎のおじいさんが現れます。
おじいさんとの会話で一番気になったのは
「さっき言ったじゃないですか!エルシーさんとやらの心を移し換えるって!」
「ああ、それか。だから、心臓を移植するのだ。脳みそなどという、鼻水を作るだけの機能しかない臓器など、何の関係があるというのだ?」
という部分なんですけど
脳が一番大事ですよ!
「ルパン三世 ルパンVS複製人間」でこのことは学習済みです。
脳だけしかないのに普通に会話してましたからね。
むしろ鼻水を作る機能のほうが知らなかったです。
まとめ
ポーリンの実家への殴り込み、メーヴィスvs.上兄様などてんこ盛りの3巻でした。
おじいさんにワイバーンをあげたという魔族の目的が気になりました。
パーティーが抱える問題はひとまず解決したので、次巻では展開が進むかな?と思ってます。